香港:2013年12月・モバイル関連探し その3【中国移動香港・LTE対応プリペイドSIMカード編】

本記事では、香港で販売されているLTE対応のプリペイドSIMカードの紹介を、自身の忘備録を兼ねてブログアップさせていただきます。

その他にも今回の香港旅行のブログをアップしておりますので、ご興味のある方は是非とも(^^)
香港:2013年12月・モバイル関連探し その1【街中の写真編】
香港:2013年12月・モバイル関連探し その2【入手したスマートフォンのカタログ編】

今回は、LTE利用が可能な「中国移動香港」のSIMをカードを購入しました。


12月中旬よりThreeがLTE対応のプリペイドSIMカードを販売開始しましたが、12月頭の段階では、中国移動香港、SmarToneの2キャリアのみがLTE対応対応のプリペイドSIMを販売していた模様です。

今回は中国移動香港のSIMカードを選択。対応周波数は2600MHz(Band41)。SmarToneはBand3との事です。
・定価:80HKドル
・購入時点で80HKドルチャージ済 
※ただしアクティベーションをした段階で管理費2HKドルが差し引かれる
・継続して運用する場合、2HKドル/月が管理費として毎月発生し差し引かれる
・有効期限は180日
シャムスイポ(深水(土へんに歩))にはプリペイドSIMの露店が多く出ており、店舗によっても価格は違いますが、今回は50HKドルで購入できました。定価購入も良いですが、香港の地下鉄代は安いのでお出かけついでにシャムスイポに立ち寄れば、地下鉄代を入れても定価より安く購入できます。


シャムスイポ駅は地下鉄チュンワン線にあります。(チムサーチョイやモンコックの並びなので分かりやすい場所にあります。)香港の地下鉄(MTR)のマップを参考までに紹介いたします。


SIMパッケージに記載のあるプランは以下。 
【通常プラン】
・0.5HKドル/MB(1日の上限は28HKドル)
【要申請プラン】
・200MBで50HKドル。(期限はSIM自体の有効期限まで)
・1GBで148HKドル。(期限はSIM自体の有効期限まで)
・1.5GBで58HKドル。(期限は5日間)
個人的に一番魅力を感じるプランは【要申請プラン】3つめの「5日間1.5GB」です。1ドル13円で計算すると58HKドルで約760円。日本キャリアのローミングに比べると破格です。


SIMカードサイズはminiサイズですがmicroサイズでも使用出来るように切り込みが入っています。nanoサイズで使用したい場合は自身でカットする必要がありますね。

私の端末(Optimus G Pro E988)ではSIM挿入によりAPNは自動で設定されていました。設定情報は以下です。
【APN】peoples.net
【その他の項目】特に入力や編集は不要
要申請プランを申請する場合は、電話アプリより申請用コードを入力して発信。折り返しSMSが届きます。上の画像にコードの記載はありますが、「5日間1.5GB」プランの場合は「*103*100*07#」です。

プラン申請時の注意点として、プラン申請前にデータ通信の設定をONにするとプラン申請前にデータ通信が行われてチャージが減る可能性がありますので注意が必要です。

※本記事投稿時、もう1つの注意事項として「GSMを使用不可にする設定になっているとプラン申請が通らない可能性がある」という内容を記載しておりました。本件は別のSIMカードについての注意事項であった為、本箇所は削除いたしました。




そして、肝心のLTE対応エリアについて。「中国移動香港のLTEエリアはまだかなり狭い」と聞いていたのですが、私が移動した場所ではほとんど「4G」表示で「H」表示はほとんど見ませんでした。ここ最近で急速にエリア拡大が図られたのでしょうか。

通信速度は平均して下りスピードが5~10Mbps。早い時で30~40Mbps。PING値も平均して100前後。小さい時で50くらい。3Gのプリペイド使用時に比べるとかなり快適でした。



今まで香港滞在時にはThreeのプリペイドSIMを利用していたのですが、今回初めて他キャリアのものを使用してみました。

3GからLTEに変わったという点もあるので速度に関する比較は難しいのですが、CMHKのネットワークも全く不便は無く、むしろとても快適でした。「5日間1.5GB」は本当にリーズナブルですし。

次回の香港ではSmarToneとThreeのLTEにプリペイドSIMも入手し、3社の速度比較を色々な場所で行うのも面白いかもしれませんね。