Samsungの公式アナウンスはSamsung mobile pressにて確認いただけます。
年始のこの時期にいきなり発表されたのでとてもビックリでした。
私自身、カメラに対しての技術や知識はそれほど持ちあわせていないのですが、街中で見かけたモバイル関係の物や友人との飲み会等、写真を撮る機会は非常に多いので、カメラ機能に特化した端末やデジカメには興味をそそられます。
初代GALAXY cameraにはかなりお世話になったので2にも興味が湧きます。初代と2との簡単なスペック比較をしてみました。
GALAXY Camera 2 発表
初代と2との主なスペック比較表
初代にはWi-Fi版もありますが、ここで比較対象としたのはモバイルネットワーク対応版のGALAXY cameraです。
※Samsung公式アナウンス情報より引用し作成・情報元:Samsung mobile press
GALAXY camera 2 | 初代GALAXY camera (モバイルネットワーク対応版) |
|
---|---|---|
撮像素子 | 有効画素数1630万 1/2.3型 裏面照射型CMOSセンサー |
有効画素数1630万 1/2.3型 裏面照射型CMOSセンサー |
レンズ | 光学21倍ズーム 広角23mm F2.8(W) ~ 5.9(T) |
光学21倍ズーム 広角23mm F2.8(W) ~ 5.9(T) |
手ぶれ補正 | 光学手ブレ補正 | 光学手ブレ補正 |
ディスプレイ | 4.8インチ HD (1280×720) / LCD液晶 | 4.8インチ HD (1280×720) / LCD液晶 |
ISO | AUTO / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 / 3200 | AUTO / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 / 3200 |
ネットワーク | モバイルネットワーク非対応 | 3G ※4G対応モデルもあり |
CPU | Quad-Core (1.6GHz) | Quad-Core (1.4GHz) |
OS | Android 4.3 Jelly Bean | Android 4.1 Jelly Bean |
ROM | 8GB | 8GB |
RAM | 2GB | 1GB |
Connectivity | WiFi a/b/g/n, WiFi HT40 GPS / GLONASS BluetoothR 4.0 NFC |
WiFi a/b/g/n, WiFi HT40 GPS / GLONASS BluetoothR 4.0 |
スマートモード (撮影モード) |
28 modes | 15 modes |
端末サイズ | 132.5 × 71.2 × 19.3 mm | 128.7 × 70.8 × 19.1 mm |
重さ | 283g | 300g |
外部メモリー | 最大64GBまでのmicroSDXC | 最大64GBまでのmicroSDXC |
バッテリー | 2000mAh | 1650mAh |
初代と2の画像での外観比較
※画像をクリックすると拡大表示可能です
最後に本日発表の情報を元にした感想です。
■良い点
・CPUやRAMなど全体的なスペックアップ
・デザインが洗練されてきた
・バッテリー容量アップ
・質量が約15g軽くなった
■残念な点感想は人それぞれだとは思いますが、様々な部分で初代よりも向上が図られていますし、何よりデザインがかなり洗練された印象を受け、とても良いと思います。
・センサーサイズが初代と変わっていない
・モバイルデータ通信機能が省かれた
・縦/横/高さ全てが初代より大きくなった
ただ、肝心なカメラの画質部分が、スペック表を見る限りではハード的な変更点が見受けられないので「初代とは変わってないのかな?」という懸念があります。
センサーサイズは同じでも実は新型センサーかもしれない、画像処理エンジンがブラッシュアップされており画質向上が図られているかもしれない、といった可能性もありますが、個人的にはNokia Lumia 1020への対抗心をあまり感じないな、というのが残念だと感じるポイントです(果たしてそういった意図がSamsung側にあるのだろうか)。撮像素子サイズをもう少し大きくして欲しかったな・・・。
機能進化という面だけで考えれば、命名は「GALAXY camera 2」というより「GALAXY camera 1.5」「GALAXY camera Plus」かな?というのが公式アナウンスを受けてのファーストインプレッションです。
しかし、確実に進化はしていますので発売が楽しみです。
正直、初代GALAXY cameraとLumia 1020を持っているので購入意欲は現時点では無いのですが、実機を触ってみないと最終的な良し悪しは判断出来ませんので、いつかソウル江南のSamsung d'lightに触りに行ってみたいです(今作も日本では恐らく発売しないという予想から・・・)。
CES 2014にて展示されるようなので、専門家の方々のレビュー記事を楽しみに待ちましょう。
情報引用元:Samsung mobile press