2014年2月23日、Samsungがバルセロナにて「GALAXY Gear」の後継機である「Gear 2」「Gear 2 Neo」を公式発表しました。4月より世界各国での販売を予定しているようです。販売国詳細については本日現在では発表されていないようです。
GALAXYブランドから外れTizen OSを搭載するなど、いくつかの変更点が見られます。初代Gearとの違いを見る為、初代GALAXY Gearとのスペック比較を行ってみました。
「Gear 2」
「Gear 2 Neo」
「Gear 2」「Gear 2 Neo」は23日発表の情報を元に、「GALAXY Gear」は公表されている情報を元に比較表を作成しています。
※Samsungからの公式発表ではありませんが、アプリ「CPU-Z」「Quadrant standard」で確認したところExynos 4212 Dual-Core(800MGHz)の可能性が高いです。
GALAXYブランドから外れTizen OSを搭載するなど、いくつかの変更点が見られます。初代Gearとの違いを見る為、初代GALAXY Gearとのスペック比較を行ってみました。
「Gear 2」
「Gear 2」 + 「Gear 2 Neo」
「Gear 2」「Gear 2 Neo」は23日発表の情報を元に、「GALAXY Gear」は公表されている情報を元に比較表を作成しています。
Gear 2 | Gear 2 Neo | GALAXY Gear SM-V700 |
|
---|---|---|---|
端末サイズ | 58.4 × 36.9 × 10.0 mm (ベルト部を除く) |
58.8 × 37.9 × 10.0 mm (ベルト部を除く) |
56.6 × 36.8 × 11.1mm (ベルト部を除く) |
重さ | 68g | 55g | 73.8g |
ディスプレイ | 1.63インチ (320 × 320) 278ppi / 有機EL(Super AMOLED) | 1.63インチ (320 × 320) 278ppi / 有機EL(Super AMOLED) | 1.63インチ (320 × 320) 278ppi / 有機EL(Super AMOLED) |
OS | Tizen based wearable platform | Tizen based wearable platform | Android 4.2 Jelly Bean |
CPU | Dual-Core (1.0GHz) | Dual-Core (1.0GHz) | (800MHz)※ |
RAM | 512MB | 512MB | 512MB |
ROM | 4GB | 4GB | 4GB |
外部メモリー | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
カメラ | 約200万画素 | 搭載なし | 約190万画素 |
ネットワーク | モバイルネットワーク非対応 | モバイルネットワーク非対応 | モバイルネットワーク非対応 |
バッテリー | 300mAh (脱着可) | 300mAh (脱着可) | 315mAh (脱着不可) |
昨日か一昨日くらい前からGear 2のリーク画像が急に出始めており、目にされた方も多かったと思います。噂ではフレキシブルOLED搭載なんで騒がれていましたので、初代とあまり代わり映えのないデザインのリーク画像に対して「本物かな?」という疑いの方が個人的には強かったです。
そして本日、予想より早く公式発表されましたがリーク画像通りのものでした。
初代の発表から半年しか経過していないという点もあるのか、デザインは初代の流れを受け継いだものとなっています。
端末色は、「Gear 2」が「Charcoal Black」「Gold Brown」「Wild Orange」。「Gear 2 Neo」が「Charcoal Black」「Mocha Grey」「Wild Orange」です。
スペック的には変更点がいくつかあります。上の表で赤字にしている部分が初代「GALAXY Gear」からのスペックアップ、または大きな変更点と感じる部分です。上の表には無い内容も若干記載いたします。
・OSがAndroidからTizenに変更重さ約50gで防水防塵に対応してるSonyの「SmartWatch2」には今ひとつ届かずです。
・CPUが1.0GHzにアップ
・厚さが1.1m薄型化
・重さが「Gear 2」では約6g、「Gear 2 Neo」では約19gも軽量化
・「GALAXY S4」などで搭載されているIrLEDセンサーが新規搭載されており、自宅のテレビやSTB操作などが可能に。
・心拍数の計測機能搭載(端末画像内の充電端子下にあるセンサーらしきものがこれに該当するのでしょうか?)
・充電端子は初代と同じ形式な様子。microUSB端子は見受けられず。
・防水防塵は非対応な様子。(対応の記載がないので非対応と思われます。)対応。(IP67)※防水防塵対応はSamsung公式発表での情報記載を見落としておりました。失礼いたしました。
・バッテリー容量は初代よりも若干減っているが、利用可能時間は一般的な使用で2~3日間持つようになっている
「Gear」と「SmartWatch2」では、カメラの有無、ディスプレイ解像度の違いなど「Gear」が優れている部分もある為、一概にどちらが良いとは言えません。
OSがTizenに変わる事で操作感などがどう変わってくるのか、その辺が気になる部分ではあります。MWC2014の会場にて実物展示があるでしょうから、現地の方々のレポートを楽しみに待ちたいと思います。
情報引用元:Samsungmobilepress