2013年4月より世界各国で発売開始された「GALAXY Note 8.0」。
5.5インチの「Note 2」では小さいけれど、10.1インチの「Note 10.1」ではちょっと持ち運びするには大き過ぎる、でもS Pen操作は必須!、こういった方には最適であろう、8インチタイプの「GALAXY Note」端末です。
スッペクも「Note 2」と同等であり申し分ありません。
※この端末が出た時はまだNote 3は未発表。
個人的に「Note 10.1」が持ち歩きに重く感じるようになってきた為、外出用にとWi-Fiモデルを入手する事にしました。
Samsung GALAXY Note 8.0
Wi-Fi版 GT-N5110
スペックは以下。
今回モバイルネットワーク非対応のWi-Fi版を購入した為、スペック表もWi-Fi版である「GT-N5110」のスペックを記載しております。
端末サイズ | 210.8 × 135.9 × 8mm |
---|---|
重さ | 338g |
ディスプレイ | 8.0インチ WXGA (800 × 1280) 189ppi / TFT液晶 |
OS | Android 4.1 Jelly Bean ※4.2へのアップグレード提供中 |
CPU | Exynos 4412 Quad-Core (1.6GHz) |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB ※32GBモデルも国によっては発売 |
外部メモリー | 最大64GBまでのmicroSDXC |
カメラ | 背面約500万画素 / 前面約130万画素 |
ネットワーク | Wi-Fi版の為モバイルネットワーク非対応 別途3GモデルやLTE対応モデルもあり |
無線LAN | IEEE802.11 a/b/g/n |
Wi-Fi Direct | 搭載 |
GPS | 搭載 (Support A-GPS,GLONASS) |
Bluetooh | v4.0 LE |
バッテリー | 4,600mAh(着脱不可能) |
その他 |
今回はアメリカ版を入手しました。
では、早速開封の儀。
※画像はクリックすると拡大表示されます。
個装箱正面
2013年発売のSamsung端末共通のクラフト紙製です。
個装箱裏面
個装箱右側面
個装箱左側面
個装箱上側面
逆の個装箱下側面は何も印刷はありませんでした。
いざ、開封
端末を取って中蓋を開いた所
同梱品一式
充電器(出力2A)とケーブル、マニュアル類
端末正面
この端末からSamsungはタブレットにも物理ホームキーを搭載するようになりました。
その流れは現在のGALAXY Note ProやTab 4でも続いています。
端末裏面
端末裏面アップ
裏面模様は真っ白の無模様ではなく、GALAXY S4と同系統の模様です。
細かい網の目がデザインされています。
端末上上部
3.5mmイヤホンジャック
端末下部
ステレオスピーカー、microUSB端子
端末右側面
電源キー / ボリュームキー / リモコン用赤外線ポート
端末左側面
microSDスロット
Nexus 7 2013とのサイズ比較
7インチ端末とのサイズ比較です。
Note 8.0はS Penの操作用として、わざとベゼル幅を大きくしているとの事です。
Nexus 7よりも一回り大きいですが、個人的には然程気になりません。
Note 8.0は発売時OSが4.1でした。現在は4.2が提供されています。
まずはOS4.1の時のスクリーンショットです。
初期設定画面
日本語設定はありません。
発売時のOS4.1の場合はMorelocale 2にて簡単に日本語化できました。
OS4.2にVer up後は、パーミッションの設定を変えないといけません。
いつもどおりコマンド叩いてからMorelocale 2で日本語化です。
初期のホーム画面
プリインストールアプリ一覧
通知エリア
トグルスイッチの並び順変更機能はOS4.1では非搭載です
画面明るさ調整バーあり
ソフトウェア情報
ベンチマークスコア (OS4.1)
画面左
Quadrant Standardスコア
(複数回行ったうちの中間のスコア)
6847
画面右
AnTuTu Benchmarkスコア
(複数回行ったうちの中間のスコア)
20565
ここからはOS4.2です。
初期のホーム画面
プリインストールアプリ一覧
Story AlbumアプリやTripAdvisorアプリなどが追加されています
通知エリア
トグルスイッチの並び順変更機能が搭載されました
画面明るさ調整バーあり
ソフトウェア情報
ベンチマークスコア (OS4.2)
画面左
Quadrant Standardスコア
(複数回行ったうちの中間のスコア)
7025
画面右
AnTuTu Benchmarkスコア
(複数回行ったうちの中間のスコア)
21484
OS4.1に比べるとAnTuTu側が1000ポイント近くアップしています。
GALAXY Note 8.0には大画面を活かしたマルチウィンドウ機能が搭載されています。最近の大画面のGALAXY端末にはこの機能が搭載されているものが多いのですが、GALAXY Note 10.1 2012版のマルチウィンドウとは違いがありました。
以下の画像の左がNote 8.0、右がNote 10.1 2012版です。
Note 8.0のタイプは従来のGALAXY NoteシリーズやGALAXY S4などに搭載されているスタイルのマルチウィンドウ機能です。画面に2つのアプリを上下(横画面時は左右)に並べて表示する事ができます。
一方、Note10.1 2012はNote 2に搭載のポップアップブラウザのような機能がマルチウィンドウ機能に組み込まれています。よってマルチウィンドウ対応アプリであれば全てポップアップ表示をさせる事が出来ます。上記画像ではchromeを開いた上にSノート、電卓、アラームをポップアップ表示させている状態です。
このマルチウィンドウのポップアップ機能はかなり使用していた為、Note 8.0ではこの機能が省かれており個人的にはとても残念でした。
私はNote 3とNote 10.1 2014版を保有していないのですが、この2機種ではペンウィンドウ機能がこれに該当する事になるのでしょうか??
以上、開封の儀でした。
Note 10.1 2012版は画素密度が149ppiで細かい文字は潰れてしまっていました。Note 8.0は解像度は同じですがディスプレイが8インチと小さくなっていますので、その分密度は上がり189ppiとなっています。
先日のGALAXY S4 Zoomの開封の儀の時も書いたのですが、画面密度は高いにこした事はありません。しかし、250~300あれば充分だと最近感じてます。8インチタブレットだと目からの距離も少し離れる為、200程度あれば充分キレイに見えます。
よって189ppiの本端末ですが、そんなに表示が荒いと感じる事はありません。
スペックはNote 2と同等レベルである為、Note10.1 2012版と比べるとタッチ反応やアプリの起動速度など早くなっている印象です。
重さも350g程度とかなり持ち歩きやすくなりました。(Note 10.1 2012版は約600g)
発売から1年経過の本端末ですが、立派に現役で利用出来ます。この端末が気になっている方は、安くなった今こそ入手してみてはいかがでしょうか??(新品でもWi-Fi版であれば3万円程度で入手出来ると思います。)