Samsung / Android Wear搭載スマートウォッチ「Gear Live」を発表


2014年6月25日、Googleの開発者イベント「Google I/O 2014」のキーノートにおいて、Android Wear搭載スマートウォッチ、Samsung製「Gear Live」が発表されました。

同じタイミングでLG製「LG G Watch」とMotorora製「Moto 360」も発表されています。

日本のGoogle playにおいては、「LG G Watch」は既に予約受付中となっており、7月4日までに出荷と表示されています。「Gear Live」については、商品ページは出ておりますが「近日発売」と出ているのみで予約受付は始まっておりません。

販売価格は22,000円となります。

本記事では「Gear Live」の端末画像、スペック情報をご紹介、そして2月に発表され既に発売済のGear 2シリーズとのスペック比較を行ってみます。

端末画像





スペック比較

2月に発表され、4月より世界各国で販売開始しているGear 2 / Gear 2 Neoとのスペック比較表を作成いたしました。

Gear Live Gear 2 Gear 2 Neo
端末サイズ 56.4 × 37.9 × 8.9mm
(ベルト部を除く)
58.4 × 36.9 × 10.0 mm
(ベルト部を除く)
58.8 × 37.9 × 10.0 mm
(ベルト部を除く)
重さ 59g 68g 55g
ディスプレイ 1.63インチ (320 × 320) 278ppi / 有機EL(Super AMOLED) 1.63インチ (320 × 320) 278ppi / 有機EL(Super AMOLED) 1.63インチ (320 × 320) 278ppi / 有機EL(Super AMOLED)
OS Android Wear Tizen based wearable platform Tizen based wearable platform
CPU (1.2GHz) Dual-Core (1.0GHz) Dual-Core (1.0GHz)
RAM 512MB 512MB 512MB
ROM 4GB 4GB 4GB
外部メモリー 非対応 非対応 非対応
カメラ 搭載なし 約200万画素 搭載なし
ネットワーク モバイルネットワーク非対応 モバイルネットワーク非対応 モバイルネットワーク非対応
バッテリー 300mAh (脱着不可) 300mAh (脱着不可) 300mAh (脱着不可)
端末色 Black / Wine Red Charcoal Black / Gold Brown / Wild Orange Charcoal Black / Mocha Grey / Wild Orange
その他 IP67防水防塵対応
心拍数センサー
IP67防水防塵対応
心拍数センサー
IP67防水防塵対応
心拍数センサー

基本スペックはカメラ機能がついていない「Gear 2 Neo」とほぼ同じとなっています。搭載OSが違うのはもちろんですが、端末の薄さが「Gear 2」に比べ1mm程薄くなっています。本スペック表にはありませんが、初代「GALAXY Gear」は11.1mmでしたので、そこから比べると2mmも薄くなっている事になります。

端末カラーについて、今までのGearシリーズにはなかったWine Redという新色があります。また、ベルト部はGear 2シリーズ同様交換可能タイプです。

概要

いよいよ、Android OSとしてウェアラブル端末専用プラットフォームが発表されました。今までのGearシリーズとの大きな違いとして、対応端末の拡大が挙げられます。従来のGearシリーズの場合、利用可能端末が一部のGALAXY端末のみに限られていました。今回の「Gear Live」は、Android OS4.3以上を搭載する端末では利用可能との事です。

従来のGearシリーズでも通知の受け取りや内容確認なども行えていましたが、Android Wearではgoogle nowとの連携など、従来のGearシリーズ以上に、スマートフォン画面上で行える事がウォッチ上で操作出来るようになるそうです。

カメラ機能が必須な方であれば「Gear 2」を選択するのが一番だと思いますが、カメラ機能が不要であれば、今後対応アプリケーションや利用可能機能が増えるであろう「Android Wear」搭載端末を選択した方が、楽しみは多いのかもしれませんね。

情報引用元 : Samsung Mobile Press / Google play