※7/28修正・スペック表のCPUに関する記載情報を修正いたしました。
2014年6月12日、Samsungはニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにて開催した製品発表会「Samsung GALAXY PREMIERE 2014」において、タブレットのフラッグシップ機である「GALAXY Tab S」の8.4インチ版と10.5インチ版を発表しました。
7月より世界各国において販売開始されます。Samsung日本法人による「日本展開も予定している」というメディアへの回答も報道もされています。なお、アメリカにおいては一部モデルを6月26日より発売するとの事です。
本記事では、Tab Sの端末画像やスペック紹介、そして、既に発売済のフラッグシップタブレットである「Tab PRO」シリーズとのスペック比較を行なっております。
※本記事は画像が非常に多いです。パソコン版レイアウトでの閲覧を推奨いたします。
GALAXY Tab S 10.5 端末画像
※画像をクリックする事で拡大表示可能です。
GALAXY Tab S 8.4 端末画像
純正アクセサリー画像
8.4インチ版用「GALAXY Tab S Book Cover」
端末全体を覆うタイプのカバー
端末を立てる角度も上記画像を含み全3角度の設定が可能
販売色:White / Bronze / Red / Blue / Black / Ivory
8.4インチ版用「GALAXY Tab S Simple Cover」
ディスプレイ面のみを保護するタイプ
販売色:White / Bronze / Red / Blue / Black
10.5インチ版用「GALAXY Tab S Book Cover」
端末全体を覆うタイプのカバー
端末を立てる角度も上記画像を含み全3角度の設定が可能
販売色:White / Bronze / Red / Blue / Black / Ivory
8.4インチ版用「GALAXY Tab S Simple Cover」
ディスプレイ面のみを保護するタイプ
販売色:White / Bronze / Red / Blue / Black
「Samsung Bluetooth Keyboard」
ディスプレイ面を保護するカバーとしても利用可能
販売色:Titanium Bronze / Dazzling White
スペック比較表
スペック比較対象端末として、今年頭に発表された「GALAXY Tab PRO」シリーズの10.1インチ版と8.4インチ版をピックアップいたしました。
1>「GALAXY Tab S 10.5」「GALAXY Tab PRO 10.1」スペック比較
GALAXY Tab S 10.5 | GALAXY Tab PRO 10.1 | |
---|---|---|
端末サイズ | 177.3 × 247.3 × 6.6 mm | 171.4 × 243.1 × 7.3 mm |
重さ | LTE版:467g Wi-Fi版:465g |
LTE版:477g Wi-Fi版:469g |
ディスプレイ | 10.5インチ WQXGA (2560×1600) 288ppi / 有機EL(Super AMOLED) | 10.1インチ WQXGA (2560×1600) 299ppi / Super clear LCD |
OS | Android 4.4 KitKat | Android 4.4 KitKat |
CPU | or |
LTE版 : Qualcomm Snapdragon 800 Quad-Core (2.3GHz) Wi-Fi版 : Exynos 5 Octa 5420 Octa-Core (1.9GHz Quad Core + 1.3GHz Quad-Core) |
RAM | 3GB | 2GB |
ROM | 16 / 32GB | 16 / 32GB |
外部メモリー | 最大128GBまでのmicroSDXC | 最大64GBまでのmicroSDXC |
カメラ | 背面約800万画素 / 前面約210万画素 | 背面約800万画素 / 前面約200万画素 |
ネットワーク (発売国やモデルによってスペックが変わる場合あり) |
FDD-LTE (800 / 850 / 900 / 1800 / 2100 / 2600MHz) W-CDMA (850 / 900 / 1900 / 2100) GSM/GPRS (850 / 900 / 1800 / 1900MHz) |
FDD-LTE (800 / 850 / 900 / 1800 / 2100 / 2600MHz) W-CDMA (850 / 900 / 1900 / 2100) GSM/GPRS (850 / 900 / 1800 / 1900MHz) |
バッテリー | 7,900mAh (脱着不可) | 8,220mAh (脱着不可) |
端末色 | Titanium Bronze / Dazzling White | White / Black |
その他 | Wi-Fi : b / g / n / ac , MIMO Wi-Fi Direct Bluetooth 4.0 GPS(A-GPS / GLONASS / Beidou (not supported in USA, Canada)) 指紋センサー 加速度センサー 地磁気センサー ホールセンサー など |
省略 |
2>「GALAXY Tab S 8.4」「GALAXY Tab PRO 8.4」スペック比較
GALAXY Tab S 8.4 | GALAXY Tab PRO 8.4 | |
---|---|---|
端末サイズ | 212.8 × 125.6 × 6.6 mm | 219 × 128.5 × 7.2 mm |
重さ | LTE版:298g Wi-Fi版:294g |
LTE版:335g Wi-Fi版:331g |
ディスプレイ | 8.4インチ WQXGA (2560×1600) 359ppi / 有機EL(Super AMOLED) | 8.4インチ WQXGA (2560×1600) 359ppi / Super clear LCD |
OS | Android 4.4 KitKat | Android 4.4 KitKat |
CPU | or |
Qualcomm Snapdragon 800 Quad-Core (2.3GHz) |
RAM | 3GB | 2GB |
ROM | 16 / 32GB | 16 / 32GB |
外部メモリー | 最大128GBまでのmicroSDXC | 最大64GBまでのmicroSDXC |
カメラ | 背面約800万画素 / 前面約210万画素 | 背面約800万画素 / 前面約200万画素 |
ネットワーク (発売国やモデルによってスペックが変わる場合あり) |
FDD-LTE (800 / 850 / 900 / 1800 / 2100 / 2600MHz) W-CDMA (850 / 900 / 1900 / 2100) GSM/GPRS (850 / 900 / 1800 / 1900MHz) |
FDD-LTE (800 / 850 / 900 / 1800 / 2100 / 2600MHz) W-CDMA (850 / 900 / 1900 / 2100) GSM/GPRS (850 / 900 / 1800 / 1900MHz) |
バッテリー | 4,900mAh (脱着不可) | 4,800mAh (脱着不可) |
端末色 | Titanium Bronze / Dazzling White | White / Black |
その他 | Wi-Fi : b / g / n / ac , MIMO Wi-Fi Direct Bluetooth 4.0 GPS(A-GPS / GLONASS / Beidou (not supported in USA, Canada)) 指紋センサー 加速度センサー 地磁気センサー ホールセンサー など |
省略 |
概要
GALAXYのタブレットは、「GALAXY Tab」シリーズ、「GALAXY Note」シリーズと大きく2つのシリーズにわかれています。その中でも「GALAXY Tab」シリーズは、ナンバリングされた端末がミドルスペック、そして今年になって登場した「PRO」がハイスペックという位置づけでした。そして今回、「GALAXY Tab」シリーズに新たなフラッグシップシリーズとして「S」シリーズが登場しました。
今回の「GALAXY Tab S」の一番大きな見所は、WQXGA解像度のSuper AMOLEDディスプレイとなります。色域についてはAdobe RGBの90%を表現、コントラスト比は100,000:1という特徴を持っています。また、光の反射が少なく、明るい場所でも見やすいディスプレイとなります。
その他の機能として、タブレットの画面上にGALAXYスマートフォンの画面を表示させて操作可能にする「SideSync」機能、「GALAXY S5」に搭載のホームボタン指紋センサー、カバーの開閉検知の為のホールセンサー、キッズモードなどの機能が搭載されます。
端末サイズに関しては薄さが最大のポイントだと思います。6.6mmという驚異の薄さを実現しています。8.4インチ版に関しては、同じ8.4インチの「Tab PRO 8.4」と比べて縦横サイズもかなり小さくなっています。
また、アクセサリーも多数発表されています。上の画像で紹介いたしました、端末全体を覆う「Book Cover」、ディスプレイ面のみカバーする「Simple Cover」、ディスプレイ面カバーにもなる「Bluetooth Keyboard」などが用意されています。
「GALAXY S5」の時にも感じたのですが、圧倒的な機能スペックというよりは、「極上のユーザーエクスペリエンス提供」がテーマのような印象を受けました(充分ハイスペックですが・・・。)。昨今は沢山のメーカーからハイスペック端末が発表されており、「圧倒的スペックのGALAXY」とは言えなくなっています。Samsungもその点を理解し、新しい側面からの商品価値を作り上げ、訴求しているのではないでしょうか。
個人的にはSnapdragon 801搭載でなかったのが残念に感じた部分ではありますが、デザイン的にもかなり高級感のある本端末、発売がとても楽しみです。そして何より、本当に日本でも公式発売されるのかが一番気になる所ですね。
情報引用元 : SamsungMobilePress 1 / 2
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