GALAXY Tab S 10.5 Wi-Fi SM-T800(GALAXYアンバサダーモニター借用端末) 開封の儀


8月1日、いよいよ日本でも「GALAXY Tab S」が販売開始されました。本端末は、Samsungがキャリアを通さずに日本で発売する端末第一号であり、また、日本で発売するWi-Fi専用端末第一号でもある、記念品すべき端末となります。

この度、GALAXY端末アンバサダーメンバー対象の20名限定モニターに当選し、10.5インチ版を1ヶ月間お借りする事が出来ました。モニター当選者対象のタッチ&トライイベントの模様はこちらの記事で紹介しております。ご興味をお持ちの方は是非ご覧になって下さい。

なお、本端末はモニター機になる為、マニュアルが非同梱、日本版には同梱される32GBmicroSDカードも非同梱となります。

スペック表

  GALAXY Tab S 10.5 Wi-Fi SM-T800
端末サイズ 177.3 × 247.3 × 6.6mm
重さ 465g
ディスプレイ 10.5インチ WQXGA (2560×1600) 288ppi / 有機EL(Super AMOLED)
OS Android 4.4 KitKat
CPU Exynos 5 Octa Octa-Core (1.9GHz Quad Core + 1.3GHz Quad-Core)
RAM 3GB
ROM 32GB
外部メモリー 最大128GBまでのmicroSDXC
※日本版は32GBmicroSDカードが同梱
カメラ 背面約800万画素 / 前面約210万画素
ネットワーク モバイルネットワーク非対応
Wi-Fi IEEE802.11 b/g/n/ac
MIMO
Wi-Fi Direct
Bluetooth 4.0
GPS A-GPS / GLONASS
バッテリー 7,900mAh (脱着不可)
その他 指紋センサー

開封の儀

では、早速開封の儀を行います。
※画像をクリックすると拡大表示可能です。

個装箱表面

個装箱裏面と個装箱上面

個装箱下面
個装箱開封
個装箱は横から開いてスライドして中を取り出すタイプです。

特製袋に入れられた端末
流石プレミアムモデル!端末がロゴ入りの袋に入れられています。
端末の底蓋を開くと中にはオプション品
モニター用端末なのでマニュアルが入っていません。

同梱品一式
ACアダプター(出力2A) / USBケーブル

端末表面と端末裏面

端末裏面のアップ写真
GALAXY S5と同じ柄と質感です。
Samsungロゴやカメラ周りのパーツがゴールドになっており高級感を演出しています。
また背面下には、2箇所の丸い穴があります。
これは純正Vook Coverの取り付け用の穴です。

端末上部
赤外線リモコン用ポート / ボリュームキー / 電源キー
端末下部
マイク

端末右側面
microUSBポート / mictoSDスロット / スピーカー
端末左側面
3.5mmイヤホンジャック / スピーカー

ソフトウェア

初期設定言語選択画面
日本語 / 英語 / ハングル
国際版と違い3言語のみです。

初期ロック画面

初期ホーム画面
左下のフォルダのアイコンをタップすると、ファイル管理アプリであるマイファイルが起動出来ます。

プリインストールアプリ一覧
基本アプリ、google系アプリ、Samsung系アプリのみで比較的スッキリです。

通知エリア
GALAXY S5のデザインを引き継いでいます。
従来から搭載の画面明るさ調整バーに加えて、音量調整バーが新たに搭載されています。

端末情報と設定画面レイアウト
設定画面は4タブ方式のメニュー表示です。

ベンチマークスコア

画面左
Quadrant Standardスコア
(複数回行ったうちの中間のスコア)
20484

画面右
AnTuTu Benchmarkスコア
(複数回行ったうちの中間のスコア)
35183

ディスプレイ解像度が高い影響なのか、Quadrant Standardの数値は端末スペックの割には控え目な得点となっております。AnTuTuの方ではGALAXY S5(約36,000点)とほぼ同等の得点を叩き出しました。

所感

ディスプレイの綺麗さや端末の使い勝手に関しては後日改めて記事にさせていただく為、ここでは端末の外観に関しての印象を述べさせていただきます。

今までのSamsung端末は、「プラスチック感満載で安っぽいデザイン」というイメージがどうしても払拭出来ていませんでした(Tab 7.7やATIV Sのデザインは個人的にとても好みでした。)。2013年秋に発表されたNote 3の皮調加工リアカバーになってからは少しずつそういったイメージから脱却し始めていたと感じてしましたが、今回のTab Sに関しては完全にプレミアム感の演出に成功したのではないでしょうか。

そして、もう1点の外観における本端末の最大の強みはサイズです。10.5インチ端末であるにも関わらず、10.1インチ端末とほとんどサイズが変わりません。狭くなったベゼルのおかげで横幅に関しては同時期に発売のXPERIA Z2 Tabletよりも2cm近く小さく出来上がっています。465gと10.5インチにしては驚異的な軽さも誇っている為、長時間手に持って操作しても手が疲れません。

軽い、薄い、高解像度、とても表現力の高い色合い、と絶賛べた褒め状態になってしまうのですが、そのくらい素晴らしい端末に仕上がっていると思います。

世界市場で考えれば、中国メーカーに押されてシェアを落としつつありますが、スマートフォン市場において王者であるSamsung。日本では反日反韓の絡みも影響してか、決して順調な状況とは言えません。そんな中でも、GALAXY S4くらいまでは他メーカー端末が情けなさすぎたこともあり、日本でもGALAXYユーザーは多かったように思います。しかし、昨年の後半くらいからでしょうか、Samsungの日本におけるシェアはどんどん下がっていると聞きます。

王者Samsungがこの日本でどういった成果をあげていくのか、GALAXYファンとして見届けていきたいと思っております。