Samsung / au向けにGALAXY Tab S 10.5の日本モデル SCT21を発表 / グローバル版との機能比較


2014年9月24日、Samsungは「GALAXY Tab S 10.5」の日本版au向けモデルである「GALAXY Tab S SCT21」をKDDIを通じて発表しました。12月上旬販売開始予定です。

本端末はSIMカードによる通信が可能なLTE版となります。

また、同日には「GALAXY Note Edge SCL24」をはじめ、au +1 collectionとして、ウェアラブル機器である「Gear S」「Gear Circle」、純正ケースである「Flip Wallet」を取扱する事も発表されました。(ご紹介記事はこちら

現時点ではKDDI側から小さなサイズの画像しか公表されておらず、Samsung Japanのサイトにも情報が公開されていないのですが、現時点で判明しているグローバル版との違いを確認してみました。

グローバル版「GALAXY Tab S 10.5」のスペックに関してはこちらの記事でご紹介しております。

端末画像

※画像をクリックする事で拡大表示可能です。


グローバル版との違い

現時点で確認出来ているグローバル版との違いやau版の特徴をピックアップしました。

1>端末サイズスペック表記違い
グローバル版は177.3 × 247.3 × 6.6 mm。
au版は約177 × 247 × 6.6 mm (暫定値)

au公開の情報には「約」という表記がありますので、実際の端末サイズは全く同じで、表記の仕方が違うという考え方なのではないかと推測されます。現時点では「暫定値」という表記もありますので発売時期になると正式な数値が公表されると思います。

2>WiMAX 2+とCA対応
auではWiMAX 2+とLTE-Aのキャリアアグリゲーション(CA)を提供している為、その規格に対応させています。

3>ワンセグ/フルセグ搭載
日本向けGALAXYの独自機能。ワンセグ機能は従来端末から対応していましたが、フルセグはGALAXY端末としては同時発表のNote Edgeと共に機能搭載となります。Tab Sの美しい有機ELでのフルセグ視聴には興味が湧きます。

4>au独自アプリケーションのプリインストール
au向け端末なのでキャリアアプリケーションがプリインストールされます。

5>端末色
グローバル版ではTitanium Bronze、Dazzling White、国によってはBlackも存在します。au版はDazzling Whiteの1色展開です。

6>キャリアロゴなどの外観上の違い
キャリアロゴやFeliCaロゴなど、グローバル版とはロゴの配置が異なります。S5同様にフロント面のロゴが一切無いデザインになっています。以下の画像に違いをまとめております。(au版は解像度の小さな画像しかない為、画質が荒くなっています。)

au版背面の真ん中右辺りにある小さなロゴですが、何のロゴなのか、現在公開されている画像からは判別出来ません。



以上、現時点で私が確認することが出来たグローバル版との違いです。

概要

auが24日にGALAXY Note Edge、GALAXY Tab S、XPERIA Z3の3機種を先行して発表しました。9月30日に開催予定のdocomo新商品発表会への対抗策でしょうか。

GALAXY Tab Sには10.5インチ版と8.4インチ版が存在しますが、今回auから発売されるのは10.5インチ版のみです。また、auがSamsungのタブレットを取扱するのは「SMT-i9100」以来約3年半ぶりの事となります。

12月上旬発売なので少し先の発売になりますが、従来のTab Sの魅力に加え、美しい有機ELでのフルセグ機能が追加された本端末、とても楽しみな端末です。

情報引用元 : KDDI