Samsungは世界各国向けにミドルスペックLTE対応端末である「GALAXY ACE STYLE / ACE STYLE LTE / ACE 4 SM-G357FZ」を発表しておりました。端末名を3つ挙げておりますが、全て同じ「SM-G357FZ」であり、発売国によって端末名が異なります。
デザインは春に発表された「GALAXY ACE STYLE SM-G310HN」と同じデザインですが、端末スペックが異なります。(ACE STYLE SM-G310HN発表時のご紹介記事はこちら。)
端末画像
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スペック表
GALAXY ACE STYLE LTE GALAXY ACE STYLE GALAXY ACE 4 SM-G357FZ |
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端末サイズ | 128.9 × 65.8 × 9.1mm |
重さ | 126g |
ディスプレイ | 4.3インチ WVGA (480 × 800) 217ppi / 有機EL(Super AMOLED) |
OS | Android 4.4.2 KitKat |
CPU | Qualcomm Snapdragon 410 MSM8916 Quad-Core (1.2GHz) |
RAM | 1GB |
ROM | 8GB |
外部メモリー | 最大64GBまでのmicroSDXC |
カメラ | 背面約500万画素 / 前面約130万画素 |
ネットワーク | FDD-LTE (800 / 900 / 1800 / 2100 / 2600) W-CDMA (850 / 900 / 2100MHz) GSM/GPRS (850 / 900 / 1800 / 1900MHz) |
バッテリー | 1,900mAh (脱着可) |
Wi-Fi | IEEE 802.11 b / g / n 2.4GHz Wi-Fi Direct |
Bluetooth | ver 4.0 |
GPS | A-GPS / GLONASS |
USB | 2.0 |
端末色 | White / Gray |
その他 | Single SIM / microSIM |
国によって端末名が違う本端末
本端末は、ミドルスペック端末であるにもかかわらず有機ELディスプレイを搭載しています。GALAXYミドルスペック端末のほとんどはTFT液晶搭載なケースが多い為、これは大きな特徴です。また、背面リアカバーのデザインが従来のGALAXYとは違うデザインとなっています。
本端末の型番は「SM-G357FZ」ですが、端末名は発売する国によって違います。全ての国で確認したわけではありませんが、マレーシアでは「GALAXY ACE STYLE」、ドイツ / スペイン / イギリスでは「GALAXY ACE 4」、ロシアでは「GALAXY ACE STYLE LTE」となっています。
今回とても複雑に感じた点が、国によって、同じ端末名でも型番が大きく違ったり、スペックが全く違うという事が発生している点です。
スペインでも「GALAXY ACE STYLE」は発売されているのですが、こちらは春に発表された「SM-G310HN」であり、今回のマレーシア版「GALAXY ACE STYLE SM-G357FZ」とは違います。
また、「GALAXY ACE 4 SM-G313」は元々6月30日にLTE / 3Gと2種類が発表されている端末です(発表時のご紹介記事はこちら)。しかし、今回のヨーロッパ各国版の「GALAXY ACE 4 SM-G357FZ」とは別端末です。
6月発表の「GALAXY ACE 4 SM-G313」は、インドでは「GALAXY ACE NXT」として、インドネシア、マレーシア、フィリピンでは「GALAXY V」として、スペインでは「GALAXY Trend 2」として、タイでは「ACE 4 Lite」として、南アフリカでは「Trend Neo」として発売されています。
端末名だけではなく端末スペックも仕様が異なります。Ace 4は基本デュアルコア仕様なのですが、「V / ACE NXT / ACE 4 Lite / Trend Neo」は1.2GHzシングルコア仕様です。
私が確認出来ているだけでこれだけの違いがある為、全世界規模で見ると更なる違いがあるのかもしれません。。。2014年の「GALAXY ACE」シリーズは同型型番で端末名、外観、スペックが異なるという、かなりカオスな状態に陥っています(^_^;)
情報引用元 : Samsung(各国のサイトを確認いたしました。)
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