Samsung / インド市場向けに世界初の商用Tizen OS搭載スマートフォン(発表自体は2端末目)である「Samsung Z1 SM-Z130H」を発表


発表から少し時が経過してますが、2015年1月14日、Samsungはインド市場向けに世界初の商用Tizen OS搭載スマートフォン(発表自体は2端末目)である「Samsung Z1 SM-Z130H」を発表しました。

端末画像

※画像をクリックする事で拡大表示可能です。

White / Black / Wine Red


White

Black


Wine Red

スペック表

1/20現在確認出来たSamsungの発表内容を元にスペック表を作成しております。

Samsung Z1
SM-Z130H
端末サイズ 120.4 × 63.2 × 9.7mm
重さ 112g
ディスプレイ 4.0インチ WVGA (480 × 800) 233ppi / PLS TFT
OS Tizen 2.3
CPU Spreadtrum SC7727S Dual-Core (1.2GHz)
RAM 768MB
ROM 4GB
外部メモリ 最大64GBまでのmicroSDXC
カメラ 背面約310万画素 / 前面約30万画素
ネットワーク W-CDMA (900 / 2100MHz)
GSM/GPRS (850 / 900 / 1800 / 1900MHz)

※対応周波数は今回発表のインド向けモデルのものです。
バッテリー 1,500mAh (脱着可)
Wi-Fi IEEE 802.11 b / g / n
2.4GHz
Wi-Fi Direct
Bluetooth ver 4.1
GPS A-GPS
NFC 恐らく非搭載と思われます
USB 2.0
端末色 White / Black / Wine Red
その他 型番が「130H/DS」というデュアルSIMモデルもあり

概要

ご記憶の方も多いと思いますが、Samsungは2014年6月2日に世界初のTizen OS搭載スマートフォンとして「Samsung Z」という端末をロシア市場向けに発表しました。しかし、7月に発売延期を発表、その後発売される事はなく今を迎えています。そして今回、「今度こそ」の商用Tizen OS搭載スマートフォンである本端末が発表されました。機種名は幻の「Z」に続く「Z1」。

※「Samsung Z」発表時のご紹介記事はこちら

インド市場では既に発売済(Samsung IndiaのeSTOREでも販売開始されています)である為、正真正銘、「世界初のTizen OS搭載商用スマートフォン」となったわけです。

端末色は3色展開、販売価格は5,700ルピー(1月20日レートで約11,000円)です。

「Z1」のスペックは、ミドルスペックだった「Z」と比べるとローエンド寄りなスペックとなっています。Android GALAXYシリーズで言うとAce 3やS3 miniなどと同等スペックですね。

バッテリー容量は1,500mAhと小さめですが、Samsung発表によると7時間の連続動画視聴、8時間の連続通話が可能との事です。またGALAXY端末に搭載の省電力モードであるUltra Power Saving Modeも搭載しています。

セキュリティ機能として、ホームボタンを4回押す事で、登録した連絡先にメッセージと位置情報を通知するSOSアラートという機能も搭載します。インドでは強姦が非常に多いというニュースを最近目にします。こういった情勢も影響しているのでしょうか。(←私の勝手な予想ですが。。。)

安価端末市場を活性化させるであろうFireFoxやTizenといった新OS。Tizenは今後Samsung以外のメーカー端末にも搭載される事になるのでしょうか。楽しみです。

情報引用元 : Samsung Mobile Press / Samsung India eSTORE