2015年3月27日より全国一部地域でサービスインされたdocomoのLTE-Advancedサービス。現時点でこのサービスを利用可能な機種はWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-02G」と「Wi-Fi STATION L-01G」のみ。
昨年のdocomoルーターはL-02Fを選択したのですが、今年はどちらを入手すべきか悩みました。クレードルによる有線LAN接続を利用するケースがある事、L-01Gが想像以上に大き過ぎた事、以上から今シーズンは最終的に「Wi-Fi STATION HW-02G」を選択しました。
docomoの月々サポート増額やルーター特別割引により、お金を払うどころか逆に割引金額が大きくなる結果で入手出来た本端末。(docomoさんありがとうございます。笑)
端末購入時恒例の開封の儀、早速執り行います。
スペック表
Wi-Fi STATION HW-02G | |
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端末サイズ | 58 × 95 × 14.3mm |
重さ | 110g |
ディスプレイ | 2.4インチ / TFT液晶 タッチ操作対応 |
インターフェース | microUSB 2.0 |
最大接続台数 | 通常使用時:10台 クレードル使用時:20台 |
連続通信時間 | LTE-A・・・約8時間 LTE・・・約9時間 3G・・・約8時間 |
LTE Category | Category 6 (300Mbps/s)
※docomoのLTE-Aは最大225Mbps/s
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ネットワーク | 【FDD-LTE】 B1(2100) / B3(1800) / B19(800) / B21(1500) 【CA】 B1 + B21 / B3 + B19 / B1 + B19(*)
* FOTAにて今後対応予定
【W-CDMA】 B1(2100) / B6(800) / B19(新800) |
Wi-Fi対応通信方式 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
MIMO | 2 × 2 |
チャネルボンディング | 20/40/80 MHz |
無線LAN周波数帯 | 2.4 / 5GHz |
バッテリー | 2,400mAh(着脱可) |
WAN側接続方法 | モバイルデータ通信 Wi-Fi 有線LAN(クレードル使用時のみ) |
LAN側接続方法 | Wi-Fi USB 有線LAN(クレードル使用時のみ) |
外部メモリ | 非対応 |
その他 | 高速ブート機能 BluetoothによるWi-Fi省電力解除機能(遠隔スリープ解除) 防塵機能(IP5X) ※防水は非対応 |
開封の儀
※画像をクリックする事で拡大表示可能です。
個装箱
個装箱開封
同梱物一覧
本体 / バッテリー / クレードル / ACアダプタ / microUSBケーブル / マニュアル類
ACアダプタの出力は2Aです。
端末表面と裏面
裏面は艶あり塗装です
端末上部
ストラップホール(端末右側面との角部分) / 電源キー
端末下部
microUSB端子
端末右側面
ストラップホール(端末上部との角部分)
端末左側面
何も無し
端末クレードル設置時
表面にはパワーランプとイーサネットランプ(有線LANに関する状態表示)
裏面にはmicroUSB端子とLANの端子
所感
本端末は、先代のHW-01Fと比べると電池容量が1,780mAhから2,400mAhに増量していますが、端末サイズは大きくは変わっていません。LTE連続通信時間は約7時間から約9時間に増えています。よって、朝から晩まで1日充電無しでの利用はギリギリ可能だと思います。(実際は9時間半~10時間くらいもってくれるのではないか、、、と勝手に推測。)
本端末のイチオシポイントであるLTE-A通信は残念ながらまだ未使用なのですが、端末本体や操作感的な部分で感じたグッドポイントをピックアップしました。(Wi-Fiルーターとしての基本機能的部分には触れず。)
1>HW-01Fと比べてバッテリー容量が増えているが端末サイズは変わった印象を受けない。
横幅は5mm大きくなっていますが、実際に触ってみるとあまりサイズアップした感じを受けません。
HW-01F・・・57 × 90 × 13.5mm
HW-02G・・・58 × 95 × 14.3mm
2>バッテリー容量が%表示になっている。
バッテリーが%表示になる事は単純に見やすくて良いです。
3>パスコードによる画面ロック機能あり
HW-01Fでもこの機能はありますが、L-02Fにはこの機能はありませんでした。
4>Bluetoothによる遠隔スリープ解除機能新搭載
本端末は接続子機台数が0の時間が一定時間続くとWi-Fiスリープにする事が出来るのですが、HW-01FではWi-Fiスリープになると、解除する為にルーターのディスプレイを手動で点灯(画面点灯で連動してWi-Fiスリープも解除される)させる必要がありました。本端末では子機となる機器側のBluetooth機能を使いスリープ解除を行う事が出来ます。ルーターをカバンに入れたまま子機のスマホでスリープ解除、なんて事が可能になるわけです。個人的には常時Wi-Fi子機接続をしている為、利用しなさそうな機能ですが、便利な機能ではあります。
5>クレードル利用時の有線LAN利用機能
FシリーズではL-02Fが対応だったこの機能が、GシリーズではL-01Gが非対応となり本端末が対応となっています。固定回線のWi-Fiルーター変わりにも利用可能となり、逆にLANにモードとしてHW-02Gの通信を子機に有線LANで接続させる事も可能です。この機能は何気に便利で私も頻繁に利用します。
以上、本端末を1日触ってみて感じた所感です。
早速ドコモショップにSIMロック解除の為に預けており、しばらく端末を触れないのが悲しい所ですが、「LTE-Aエリアでの速度テスト」「auやSoftbankのSIMでのLTE通信検証」を行うのが楽しみです。
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