Samsung / 画面比4:3のスリムメタルボディタブレット「Galaxy Tab A 9.7 / 8.0」を発表


Samsungは画面比4:3のスリムメタルボディタブレット「Galaxy Tab A 9.7 / 8.0」を発表しました。

本タブレットは3月にロシアやドイツにて発表されていましたが、4月20日にアメリカ向けにも発表され、Samsung USA公式サイトにて商品情報が公開されました。端末自体は3月に発表されましたが、Samsung公式サイトに商品詳細情報が掲載されたのは恐らく今回のUSA向けサイトが初めてだと思われます。

Samsung公式サイトにて詳細情報が公開された為、本サイトでも端末画像や現時点で判明している端末スペックをご紹介いたします。

端末画像 -Galaxy Tab A 9.7-
※画像をクリックする事で拡大表示可能です。

Smoky Titanium


Smoky Blue


White

端末画像 -Galaxy Tab A 8.0-
※画像をクリックする事で拡大表示可能です。

Smoky Titanium


Smoky Blue


White

スペック表

現時点で確認出来たスペックを下記表にまとめています。

Galaxy Tab A 9.7 Galaxy Tab A 8.0
端末サイズ 242.5 × 166.8 × 7.5mm 208.3 × 138.0 × 7.4mm
重さ LTE版 453g
Wi-Fi版 450g
Wi-Fi版 313g
ディスプレイ 9.7インチ XGA (768 × 1024) 132ppi / TFT 8.0インチ XGA (768 × 1024) 160ppi / TFT
OS Android 5.0 Lollipop
CPU Qualcomm Snapdragon 410 Quad-Core (1.2GHz)
RAM LTE版 2GB
Wi-Fi版 1.5GB
ROM LTE版 32GB
Wi-Fi版 16GB
外部メモリ 最大128GBまでのmicroSDXC
カメラ 背面約500万画素 /前面約200万画素
ネットワーク LTE対応

発売国によって対応ネットワークや周波数は変わる
バッテリー 6,000mAh (脱着不可) 4,200mAh (脱着不可)
Wi-Fi IEEE 802.11 b / g / n (HT40)
2.4 + 5GHz
Wi-Fi Direct
Bluetooth ver4.1
GPS A-GPS / GLONASS
NFC 不明
USB 2.0
端末色 Smoky Titanium / Smoky Blue / White
その他 SIMサイズ不明 SIMサイズ不明

概要

商品ブランド名からもAシリーズのタブレット版という位置付なのでしょうか。スペック的にも端末価格的にも低~中スペック、価格帯の端末となっています。

米国では、現時点ではWi-Fi版のみの発表となり、定価は9.7が299.99ドル、8.0が229.99ドル。相変わらず強気な価格設定だと思います。この価格では多く売れないのではないかと心配になってしまいます・・・。

米国での発売日は5月1日。9.7インチ版には別途Sペン付属のモデルが発売されるのですが、こちらは5月17日発売との事です。

ハイスペックではありませんが、今までのGalaxy Tabには無い特徴がいくつかあります。

1>メタルボディ仕様
Tabシリーズでは初の背面フルメタルボディになっています。スマートフォンのAシリーズが背面フルメタルボディなのでその流れを組んだ物になっています。

2>画面構成比が4:3
従来のGalaxy Tabシリーズの画面構成比は16:10か16:9でした。今回iPadと同じ4:3仕様に変更されています。動画閲覧メインだと横向き表示で上下に余白が広くなるのでデメリットな点なのですが、web閲覧や電子書籍閲覧メインの場合は、端末を縦向き横向きどちらで使用しても比較的見易くなる為、個人的には4:3という選択肢が増えた事は良い事だと思います。

スペック的には大きな特徴の無い本端末ですが、薄くて軽く、シリーズ初のメタルボディタブレットという事で、購入とはいかないまでも、是非とも現物を見てみたいものです。今回のタブレット画面構成比4:3への変更は、今後発表が予想されるTab S2でも採用されるという噂が出ています。今後のTabシリーズの展開に目が離せません。

情報引用元 : Samsung USA / Business Wire