SamsungはMIL規格に対応した耐衝撃、防水防塵対応端末「Galaxy Xcover 3 SM-G388F」を3月頃に発表し、ヨーロッパを中心に4月頃から販売開始しました。
発表や発売に関しては各国で行われていたようですが、Samsung公式サイトには商品ページがアップされていませんでした。最近になってSamsungオーストリアやドイツの公式サイトで情報がアップされましたので、本サイトでも「Galaxyシリーズ新端末情報」として記録を兼ねてご紹介いたします。
端末画像
※画像をクリックする事で拡大表示可能です。
スペック表
Samsung Austria公式サイトの情報を中心にまとめております。
Galaxy Xcover 3 SM-G388F |
|
---|---|
端末サイズ | 132.9 × 70.1 × 9.95mm |
重さ | 154g |
ディスプレイ | 4.5インチ WVGA (480 × 800) 207ppi / TFT |
OS | Android 4.4.4 KitKat ※Lollipopへのバージョンアップ予定あり |
CPU | Qualcomm Snapdragon 410 Quad-Core (1.2GHz) |
RAM | 1.5GB |
ROM | 8GB |
外部メモリ | 最大128GBまでのmicroSDXC |
カメラ | 背面約500万画素 /前面約200万画素 |
ネットワーク | 【FDD-LTE】B1(2100) / B3(1800) / B5(850) / B7(2600) / B8(900) / B20(800) 【W-CDMA】B1(2100) / B2(1900) / B5(850) / B8(900) 【GSM/GPRS】GSM850 / GSM900 / DCS1800 / PCS1900
※上記はヨーロッパ各国で販売されている端末のスペックであり、発売国によって対応ネットワークや周波数は変わる場合があります。
|
バッテリー | 2,200mAh (脱着可) |
Wi-Fi | IEEE 802.11 b / g / n 2.4GHz Wi-Fi Direct |
Bluetooth | ver4.0 |
GPS | A-GPS / GLONASS |
NFC | 対応 |
USB | 2.0 |
端末色 | Dark Silver |
SIMカードサイズ | MicroSIM |
その他 | 防水防塵IP67 / MIL規格(MIL-810G) |
概要
タフネス仕様Galaxyとしてシリーズ化されている「Galaxy Xcover」。2013年発表の「2」から2年ぶりの後継機発表です。
端末スペック値的には、世に溢れるSnapdragon 410搭載端末と同等レベルであり、特記すべき点は特にありません。難点を挙げるとすれば、画面解像度が480×800(WVGA)という点でしょうか。「540×960(qHD)であれば最高だったのに、、、」と個人的には考えております。
本端末独自機能として「Xcover Key」というボタンがサイドに設置されています。上記端末画像にて確認出来る青いボタンです。これはS5 Activeに搭載のアクティブキーと同じ物です。ユーザーが登録した任意のアプリを「Xcover Key」を単押ししたり長押しする事で起動出来るという機能。
そして、最大の売りは「耐衝撃、防水防塵仕様」という点。タフネス仕様に相応しく、Galaxy S5 Activeでも対応している「MIL 810G」に対応。MIL規格とは、アメリカ国防省の定めた温度や衝撃、落下試験などの基準規格です。その為、防水防塵だけではなく衝撃に対する強度もあるわけです。
S5 Activeに比べるとスペックはかなり落ちますが、「S5 Activeでは値段が高すぎる、サイズが大き過ぎる」といった方には最適な端末ではないでしょうか。
情報引用元 : Samsung Austria / Samsung Germany
Tweet