Samsung / マレーシアにおいて3G端末「Galaxy J1 mini SM-J105B」を発売開始 / 端末外観画像レビュー【05/16内容修正】

【2016/05/16追記】端末のフレーム部の素材について記事修正を行いました。
Samsungがマレーシアにおいて3G端末「Galaxy J1 mini SM-J105B」を2016年5月上旬より発売開始しました。端末色はWhite / Black / Goldの3色で、価格はRM299(GST込/約8,400円)。※1RM28円計算

本記事では店頭実機を撮影した画像(端末色:Gold)を何点がご紹介します。

スペックおさらい

※以下スペック表はマレーシア販売モデルでの情報です。

Galaxy J1 mini SM-J105B
サイズ 121.6 × 63.1 × 10.8mm
重さ 123g
ディスプレイ 4インチ WVGA (480 × 800) 233ppi / TFT
OSAndroid 5.1 Lollipop
CPU Spreadtrum SC8830 Quad-Core (1.2GHz)
RAM 768MB
ROM 8GB
外部メモリ 最大128GBまでのmicroSDXC
カメラ 背面約500万画素 /前面約30万画素
ネットワーク 【W-CDMA】B1(2100) / B2(1900) / B5(850) / B8(900)
【GSM/GPRS】GSM850 / GSM900 / DCS1800 / PCS1900
バッテリー 1,500mAh (脱着可)
端末色 White / Black /Gold
SIMカード microSIM + microSIM

実機外観画像レビュー
※画像をクリックする事で拡大表示可能です。



本端末はグローバルではGalaxy J1 miniもしくはGalaxy J1 NXTとして発売されている、Galaxy J1 2016を更にスペックダウン&小型化した4G非対応の3G端末です。

Galaxy J1 miniの外観上の特徴は、バッテリー取り外しが出来る従来のGalaxyの構造のまま、フレーム部が今までのアルミ塗装からメタル素材に変わった点です。SシリーズやAシリーズで採用されているメタルフレーム調のデザインになっている事です。また、端末色によってはディスプレイ面が、画面周りは黒、縁とホームボタン周りの部分がホワイトやゴールドといった、いわゆるパンダ模様のようになっています。

記事投稿時、「フレーム部の素材がメタルになった」と記載いたしましたが、店舗で改めて実機フレーム部をしっかり触った所、SシリーズやAシリーズのフレームと見た目は同じですが、メタルフレーム調の塗装がされているだけであった事を確認しました。恐らくプラスチックにメタル素材に見えるような塗装をしているのでしょう。私は完全にメタルフレームだと思い込んでいました。それくらいパッと見はメタル素材に見えます。フレーム部の形状がSシリーズやAシリーズのように、ただのラウンド状ではない点も本物っぽく見える要因だと感じました。

背面のバッテリーカバーはプラスチックのままですが、メタル素材調なフレームに変更した事により今までの安っぽい質感が少し薄らいだ印象を受けます。

なお、Samsungがマレーシア市場に投入しているスマートフォンで最安値の端末は、今までGALAXY V Plusという端末でした。同じ3G端末なのですが、デュアルコア1.2GHz、RAM512MB、ROM4GBという本当に低スペックな物でした。今回、同じRM299という価格で最低ラインの端末がV PlusからJ1 miniに置き換わった形になります。

  • OS4.4→5.1
  • デュアルコア1.2GHz→クアッドコア1.2GHz
  • ROM4GB→8GB
  • RAM512MB→768MB

同じ価格で外観も良くなり、スペックも良くなり、ユーザーにとっては良い内容ですね。

ただし、ディスプレイの視野角の狭さや色合いがV Plusと変わらず、ディスプレイは非常に見難いです。よって、個人的な感覚としては、この端末を買うくらいならRM100(約2,800円)上乗せして、4G対応でもう少しスペックの高いGalaxy J1 Ace 2016 SM-J111Fを購入する方が、長く利用していけると感じました。J1 AceはAMOLEDでかなり見易いです。

ガジェットマニアの方には、「低価格なわりにメタルフレーム調なデザイン採用。安い価格帯Galaxyがちょっとデザイン頑張った。」という事でマレーシア土産に買う事をおすすめいたします。笑