Samsung / GALAXY S3 Slimをブラジルで販売開始 / GALAXY S3とのスペック比較

2012年5月から世界各国で販売されている「GALAXY S3」。その派生端末である「GALAXY S3 Slim SM-G3812B」がブラジルにて既に販売開始されている模様です。 

GALAXY S3とのスペック比較を行ってみました。





「GALAXY S3 Slim」はSamsungブラジルのサイトで公開されている情報を元に、「GALAXY S3」は一番最初に発売されたグローバルモデル3G版「GT-I9300」のスペックを元に比較表を作成しています。

GALAXY S3 Slim
SM-G3812B
GALAXY S3 3G
GT-I9300
端末サイズ 133 × 66 × 9.7mm 136.6×70.6×8.6mm
重さ 139g 133g
ディスプレイ 4.52インチ qHD(540 × 960) 244ppi / TFT液晶 4.8インチ HD(720 × 1280) 306ppi / 有機EL(Super AMOLED)
OS Android 4.2 Jelly Bean Android 4.0 Ice Cream Sandwich
※4.3へのアップグレード提供中
※4.4へのアップグレード予定
CPU Quad-Core (1,2GHz) Exynos 4412 Quad-Core(1.4GHz)
RAM 1GB 1GB
ROM 8GB 16GB / 32GB
外部メモリー 最大32GBまでのmicroSDXC 最大64GBまでのmicroSDXC
カメラ 背面約500万画素 / 前面約30万画素 背面約800万画素 / 前面約190万画素
ネットワーク W-CDMA(850 / 2100MHz)
GSM/GPRS(850 / 900 / 1800 / 1900MHz)
W-CDMA(850 / 900 / 1900 / 2100MHz)
GSM/GPRS(850 / 900 / 1800 / 1900MHz)
バッテリー 2,100mAh (脱着可) 2,100mAh (脱着可)

先日、オランダで「GALAXY S3 mini Value Edition」が発売されましたが、それに続く「GALAXY S3」シリーズ派生端末が今度はブラジルにて発売されました。※「S3 mini VE」についてはこちら

「S3 Slim」という名前ですが厚みと重さは増しています。ただし縦横のサイズは小さくなっているのでかなり小さくなった印象を受けるのではないでしょうか。ディスプレイが4.5インチと小さくなった事により解像度もqHD化しています。また、ディスプレイは有機ELではなくTFTです。

商品画像において、デュアルSIM仕様を感じさせる電波アイコン表示があります。SamsungブラジルのサイトではデュアルSIM仕様である記載は確認出来ませんでしたが、マニュアルをダウンロードして確認した所、マニュアルにはきちんとデュアルSIMに関する記載がありました。

カラーバリエーションはホワイトとブラック。

全体的にS3に比べるとスペックダウンしていますが、クアッドコア搭載なので「S3 mini」に比べると軽快な操作が可能になるのではないかと思います。


◆03/16追記◆
ブログjuggly.cn様によると、「SM-G3812」の型番はグローバルでは「GALAXY Win Pro」で発売している端末との事で、仕様もそれと同じだそうです。よってブラジル版「Win Pro」が「S3 Slim」という名称で発売されるという事になります。


情報引用元:GSMArena / Samsung Brasil / juggly.cn