Samsung / docomo向けにGALAXY S5の日本モデル SC-04Fを発表 / au版との機能比較

2014年5月14日、SamsungはGALAXY S5の日本版モデルである「GALAXY S5 SC-04F」をdocomo向けに発表しました。発売開始日はau版と同日の5月15日です。

また、Gear 2やGear Fitがdocomo selectというカテゴリで発売される事も同時発表されました。

これで日本から発売されるGALAXY S5はdocomo版SC-04Fとau版SCL23の2機種体制となります。

本記事では先日発表されたau版との違いをピックアップしてみました。

※国際版GALAXY S5のスペックやGALAXY S4とのスペック比較はこちら記事にて。
※au版と国際版におけるGALAXY S5のスペック比較はこちらの記事にて。



端末画像




docomoオリジナルカラーのモックアップ

卓上ホルダ用端子
docomo版も卓上ホルダ同梱です。よって卓上ホルダ用の端子がついています。

ドコモショップ丸の内店の販売価格


au版との違い

基本スペックはau版と変わりません。

国際版と日本版(au版)の違いはこちらの記事にまとめています。
本項目では、docomo版とau版との違いで確認出来た部分をピックアップしています。

1>VoLTEに対応

国内ではdocomoがいち早くサービスインする音声通話をLTE網で使用するVoLTE。docomo版ではVoLTEが利用可能です。(後日のソフトウェアアップデートにて対応開始)

2>NOTTVに対応
au版ではワンセグのみの対応ですがdocomo版ではワンセグに加えてNOTTVも利用可能です。フルセグは残念ながら両キャリア非対応です。

3>キャリアによる周波数や搭載アプリの違い
キャリアが異なりますので使用ネットワークや周波数帯が変わります。LTEに関しては2000 / 1700 / 1500 / 800のクアッドバンド対応です。またキャリア独自アプリの内容もdocomo仕様に合わせて「dメニュー」や「dマーケット」などがプリインストールされます。

4>LTEと4Gの表示の違い
通知バー上の接続ネットワークの表示が違います。auは2014年夏モデルよりWiMAX 2 +による通信をスタートする為、LTE、WiMAX 2 +どちらの接続でも「4G」と表示されるようになります。docomo版は従来通り「LTE」表示です。

5>docomoオリジナルカラー
au版はauオリジナルカラーとしてシャンパンピンクがありました。docomo版もオリジナルカラーとしてスイートピンクを用意しています。

6>キャリアロゴなどの外観上の違い
キャリロゴが正面にある、Samsungロゴが存在するなど、国際版ともau版とも違う部分があります。「GALAXY S」ロゴとFeliCaロゴは両キャリア共通の場所です。



以上、現時点で私が確認する事が出来たau版との違いです。



docomo版とau版の機能上の違いはVoLTEとNOTTVくらいでしょうか。あとは端末色など外観上の違い程度です。VoLTEは音声品質が上がるという事もあり(VoLTE端末同士でないと恩恵はありません)、24時間国内通話定額と加えて非常に楽しみです。

なお、端末幅は国際版の72.5mmに対しdocomo版はau版と同じ73mmでした。この0.5mmの差異は表記上の問題なのか、本当に0.5mm大きいのか。先日のau版の時も書きましたが、謎です。

いよいよ、明日5月15日より、日本におけるGALAXY S5の発売がdocomoとau両キャリアから開始されます。GALAXYシリーズ初の防水防塵対応という点もあり、従来のGALAXYユーザーの方々でこの機種に注目している方は多いのではないでしょうか。

他メーカーの端末とのスペック差異が少なくなり、日本におけるGALAXYシリーズのシェアが落ちている現状ですが、GALAXY S5が今後どう健闘していくか注目していきたいと思います。

情報引用元:Samsung / docomo